太陽と月について

おはようございます、水煮です。
今回は西洋占星術で一番重要な2つの天体――「太陽」と「月」についてご説明いたします。

ちなみに、私が勉強しているのは、西洋占星術のなかでも「心理占星術」という、その名の通り「心理学と占星術をかけ合わせました!」みたいな流派です。
心理学の要素が入っているので、「物語」=「キャラクターの心の冒険」に適用しやすく、創作にとても適用しやすいと考えています。
なので、今回は「心理占星術」的な見方で、「太陽」と「月」について語っていこうと思います。

太陽:人生を創造するためのエネルギー

そのひとが生まれた瞬間の天体配置――出生図を動かす燃料となるのが、恒星であり地球上すべての生きとし生けるもののエネルギーの源である「太陽」です。
人間も地球上の生きものなので、生きるためには太陽が必要です。
そのため、太陽は人生を創造するためのエネルギーなのです。

太陽は星座によって、「どんなふうに」「どんな方向性で」エネルギーを使うのか違ってきます。
言い換えれば、「どんなふうに生きるためのエネルギーか」ということです。
(実際は星座以外にもハウスやアスペクトの影響を受けますが、話が死ぬほど長くなるので割愛します…)

たとえば牡羊座の太陽なら、ざっくり表現すれば「自分の存在を確立するためのエネルギー」となります。
蟹座の太陽なら、「自分が安心できる場所を作るためのエネルギー」でしょう。
(この解釈は一例に過ぎません。同じ星座の太陽でも、他の要素によって意味合いの調整が必要になってきます)

また、太陽は「私の公的な姿」でもあります。
太陽のエネルギーをガンガンに使って、公的に輝いているひとは、やっぱりひとを惹きつけます。
ある程度以上有名なクリエイターの作品からは、そのひとの太陽星座らしさが強く感じられます。
なので、「有名になりたい」「いろんなひとに作品を見てもらいたい」「プロとしてやっていきたい」「売れたい」と考えられている方は、太陽のエネルギーを存分に発揮できるテーマを選ぶことが重要になってくると考えられます。

月:私の心が求めているもの

月は太陽の光を受けて輝きます。
つまり、月は太陽を映しだす鏡であり、人間の目には強すぎる太陽の光を和らげて認識しやすくする存在であり、また、太陽のエネルギーを受け止める存在であると言えます。
転じて、太陽のエネルギーに、「こうしたい!」という目的を与えるのが「月」です。

月は地球の衛星です。
西洋占星術の世界では「地球」=「私」なので、月は「私のもの」、すなわち「私的なもの」となります。
また、「月」は絶えず満ち欠けを繰り返し、非常に移ろいやすいものです。
この移ろいやすさは、日々落ちこんだり喜んだりして揺れ動く、ひとの心のようです。
そんなわけで、「地球」=「私」の心の状態を反映するのが、「月」なのです。

月は星座によって、「なにに」「どんなふうに」満たされたいのか違ってきます。
言い換えれば、「どんな欲求を抱いているのか」ということです。
(実際は星座以外にもハウスやアスペクトの影響を受けますが以下略)

たとえば双子座の月なら、ざっくり表現すれば「コミュニケーションをとりたい欲求」になります。
おとめ座の月なら、「完璧にしていきたい欲求」といったところでしょうか。
(この解釈は一例に過ぎません。同じ星座の月でも、他の要素によって以下略)

作品活動において(特に同人活動)、私は「月」を一番重要視しています。
なぜなら、月はそのひとが満足するために必要なものを示しているからです。
作者さんが満足できる結末にするには、「月の欲求」を満たす必要があります。
つまり、「物語の落としどころ」「ここだけは外してはいけないポイント」を、月は教えてくれるわけです。

とはいえ、月は無意識のうちに動くものなので、作者さんが意識しなくても、月の要素が反映された作品になっている…はずです…。
作者さんの太陽星座と作品が結びつかないことはあっても、月星座と作品が結びつかなかったケースは、今のところほとんどなかったからです。

以下、月星座と物語の落としどころの傾向を、ものすごく簡単にまとめてみました。

  • 火の星座(牡羊座、獅子座、射手座)
    • 自己の尊厳を守る、あるいは精神性を貫く結末。
    • 主人公が死ぬこともある。

  • 地の星座(牡牛座、乙女座、山羊座)
    • 物理的に安定した立場を手に入れる結末。
    • 主人公は比較的死なない。

  • 風の星座(双子座、天秤座、水瓶座)
    • 他者との交流の果てに、なにかを得たり失ったりする結末。
      主人公が死ぬこともある。

  • 水の星座(蟹座、蠍座、魚座)
    • 他者との心のつながりを得る、あるいは守り抜く結末。
      主人公が死ぬこともある。

太陽と月の循環を考える

太陽のエネルギーを使って、月の欲求を満たす。
これが人生のテーマです。

たとえば、射手座の太陽と獅子座の月を持つなら、「自分の理想を広めることで、自己価値を証明したい」と読むことができます。
また、牡牛座の太陽と天秤座の月を持つなら、「自分がすでに持っているものを維持し育むことで、他者に好かれようとする」と読むことができます。
(この解釈は一例に過ぎません。同じ星座の太陽と月でも、他の要素によって以下略)

作者さんの出生図の持つ可能性を体現したものが、作品です。
なので、「太陽と月の循環」を盛りこみながら作品を作ることにより、自分自身が満足できて、さらに、ひとを惹きつける力の強い作品ができるでしょう。

2 件のコメント

  • 水煮さん、はじめまして!
    今日はじめてたどり着いたのですが、とても面面白く拝読させていただきました^ ^

    つくりてさん、の立場から、というのがすごく新しい!と感じました。
    これからも楽しみにしてます^ ^

    • こんにちは、hanaさん、はじめまして。
      視覚的にぬくもりというものが感じられないブログ(?)にもかかわらず、コメントいただきありがとうございます…!

      占星術を勉強していて、「これ、なにかをつくるひとにとって、めちゃくちゃ便利なんじゃ…?」と思ってはじめたブログなので、「楽しい」と言っていただけてとてもうれしいです!
      少しずつですが記事を増やしていく所存ですので、温かい目で見守っていただけますと幸いです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です