火星が天秤座に入るらしい
10/23の深夜に火星が天秤座入りする。
なので、自分用にまとめた火星天秤座の解釈を記事にしてみようと思う。
ついこのあいだ(具体的にいうと10/10)まで木星が天秤座にいた。現在は蠍座をぐんぐん進行中である。
蠍座といえば火星が猛威をふるうサインである。自分自身のエネルギー(負の感情に結びついていることもしばしば)に振り回され、内側から炙られ、そして燃え尽きる。そうやって身軽になることで、新しい場所に行けるのだ。
年明けには公転周期の短い火星が木星に追いつくので、なんかいい感じにやばいことになってくれないかなーって思っている。やばいことになったほうが、ものごとが動いている感を得られやすいし。
そして、火星と木星が蠍座で重なったときに(主に今まで隠してきたもの/気づかなかったものが)組んずほぐれつどろどろフィーバーするためには、火星が天秤座にいるときに動きを作っておく必要があるだろう。
蠍座にひそむあれやこれは、他者との関わりのなかで掘り起こされるものだ。人間関係という嵐に巻き込まれて、地面は崩れて木は根こそぎ倒れて、過去に隠したまま忘れていた財宝や死体が地中から出てくるような感じ。
だから、火星が天秤座にいるときは、とにかくお外に出て気軽に軽率に他者と関わって、相手の目には自分がどう映っているのかを知り、自分自身の市場価値を把握しておく必要がある。
あるいは、木星天秤座の期間(2016/9/9~2017/10/10)にやり忘れたこと、実践が不十分だったことをやってみてもいいかもしれない。
- ひとがたくさんいる場所にいってみる。
- むしろ自ら声がけをしてひとを集めてみる。
- イベントの幹事をしてみる。
- ひとから好かれることにエネルギーを注ぐ。
- 外側から見て魅力的な人間になろうとする。
「火星天秤座っぽい行為」をざっと書き出してみた。創作系のひとは作品を発表してみてもよさそうだ。
その場合、「私はこういうものをつくっています」と作品を使って自己紹介して、交流につなげられるとベターなんじゃないかな。
もちろん、ここに挙げた項目がすべてではない。占星術の象徴の解釈を網羅するなんて不可能である。あとたくさん書くのが面倒だった。
火星は天秤座で失速する。というよりも、全速力で突っ走ることができない。天秤座は空気を読むサインだからだ。自分の欲求のままに振る舞うことができなくて、歯がゆさを感じるひともいるだろう。他者との連携でエネルギーを消費して、疲れてしまうひともいると思う。たぶんそれでいい。意のままに動けないからこそ見えてくるものがあるし、自分の欲望を丸出しにしないことでしか手に入らないものもある。
おまけに11/1~11/24は天秤座火星と蠍座金星がミューチュアルレセプションになっているし、11/19には火星と冥王星がスクエアになるから、なにをやるにしても他者の影響を受けまくるかもしれない。圧力を感じたりとか、どうも他人に利用されているような気がしたりとか。そうやってもやもや感を覚えたり、危機感を覚えたり、腹が立ったりしたらしめたものだ。この感覚の根っこをたどれば、自分がほんとうにやりたいこと、ほしいもの、信じたいものを把握できる。
蠍座で無様に燃え尽きた…と思ったら不死鳥のようによみがえるために、火星が天秤座の時期はせいぜい体裁を整えて明るく軽やかに振る舞い、そして思い通りにことが運ばないことに歯ぎしりして疲弊して最終的には暗黒面に落ちてほしい。健闘を祈る。